オカリナ 楽器

オカリナのすすめ

投稿日:2010年1月5日 更新日:

昨年11月頃にたまたま楽器屋でオカリナ(プラスチック製の安いやつです)を見つけて買ってみたら、結構面白かったので、はまって吹いています。別に楽譜とか見なくても、よく知っている歌は簡単に吹けてしまうので面白いんですね。

何か楽器をやってみたいという人は結構多いみたいですが、難しそうだからと始める前からあきらめてしまう人も多いですね。そんな人にこそオカリナをおすすめしたいと思います。オカリナほど初心者に向いている楽器はないと思います。

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まず、音を出すのがとても簡単です。管楽器のほとんどは音を出すこと自体が大変難しいものが多いですが、オカリナは息を吹き込むだけで誰でも確実に音が出ます。音を出すだけで何年も修行が必要だったら、それだけで挫折してしまいますよね。オカリナはその点、音を出すのに苦労する必要はまったくありません。そして運指も簡単です。基本的には順番に一つずつ穴を開いていくだけでドレミファ・・が吹けます。小学校のリコーダーより簡単だと思います。それでいて音がとてもきれいですね。あの澄んだ音は人の心に染みこんでくるような感じがあります。つまり、吹く喜びを味わえます。そしてポケットに入るくらい小さいのでどこへでも持って行けますし、値段もそんなに高いものではありません。これは結構重要なポイントですね。高価なものだとちょっと試してみる気にはなれないでしょう。プラスチック製の安いものなら1000円くらいからありますし、陶器のちゃんとしたものでも5千円~1万円くらいで買えます。

まったく楽器経験のない人でも、30分ほど音階練習をすれば「ちょうちょう」くらいは吹けるようになると思います。そのくらい簡単な楽器です。個人差はありますが、3ヶ月くらいしっかり練習すれば、人前で聴かせられるくらいのレベルにはなれるでしょう。それでいて、きれいな音を出すためにはやはり熟練が必要で、奥深さを極める楽しみもあります。

初めてオカリナを買うときは何を買ったらいいのか迷うと思いますが、とりあえずプラスチック製の安いのでいいと思います。それで物足りなくなったら、少し高級なのを買えばいいのです。オカリナにもいろいろ大きさがあって、大きいものほど低い音が出ます。一番よく使われているのは、アルトC、ソプラノF、ソプラノCの3つです。このうち、最初はアルトCを買えという人が多いですが、僕はそうでもないと思います。アルトC管は大きくて重いので、持つのにちょっと疲れますし、手の小さい人には穴の間隔が広すぎると思います。一番吹きやすいのはソプラノF管です。そして最もオカリナらしい、きれいな音が出るのもソプラノF管です。アルトC管だと低すぎて、あまり澄んだ感じには聞こえないでしょう。ただし、ソプラノF管はドレミファ・・の運指で吹くと、実際にはファソラシ♭・・の音が出てしまいます。つまり移調楽器ですから、他の楽器と合わせるには少々慣れが必要です。しかし一人で吹いて楽しむのであれば、そんなことを気にする必要はありません。ドレミファ・・のつもりで吹いてしまえばいいのです。

オカリナは音を出すこと自体は簡単ですが、正確な音程を出すのは意外と難しいものです。オカリナは閉管楽器ですので、息を吹き込む強さによってピッチが変化します。強く吹くのと弱く吹くのとでは、半音くらい平気でずれてしまいます。ですから、ちゃんと練習しないといかにも音痴な演奏になってしまうのです。練習するときは、キーボードなど正確な音程の出る楽器に合わせて吹くか、CDなどの演奏に合わせて吹くのがいいでしょう。できれば楽器用のチューナーがあれば理想的です。とにかく正確なピッチが出せるようになるまで、繰り返し練習することです。コツは、低い方は弱く、高い方は強く吹くことです。特に低い方のラ・シあたりは消えそうな弱い息で吹かないと、すぐピッチが上がってしまいます。また一番高いファの音は相当強く吹かないと出ませんし、楽器によってはかすれて出にくいものもあります。

あと楽譜ですが、別に読める必要はありません。楽譜が読めないからと楽器をあきらめてしまう人が多いですが、楽譜なんか読めなくてもまったくOKです。楽譜が読めなくても、誰でも歌は歌えますよね。笛も歌と同じようなものですから、真似するだけですぐ吹けるようになるんです。むしろ楽譜を見ながら吹くクセをつけると、楽譜がないと吹けなくなってしまうので良くありません。複雑なクラシックでもやらない限り、楽譜はまったく不要です。

オカリナの弱点といえば、音域が狭いことです。低い方のラから高い方のファまで、1オクターブ半くらいしか出せません。しかも高い方と低い方の両端はかなり出にくいので、実際に使えるのは下のドから上のミくらいまで、せいぜい10度くらいの範囲です。ですから曲によっては吹けないこともあります。またオカリナの音域に合わせるためには移調が必要になったりします。でもそれもいい勉強になります。音域さえずらしてやれば、普通の歌ならたいていは吹けます。歌というのはそんなに音域が広くないからです。

案ずるより産むが易し。何か楽器をやってみたいと思ってる人は、まずオカリナを手に取ってみて下さい。

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