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プレリュード第7番イ長調 【ピアノソロ譜】

原題:Prelude No.7 in A Major

作曲:フレデリック・ショパン

プレリュードというのは「前奏曲」という意味ですが、何かの前奏曲というわけではなく、前奏曲風の小品という意味合いで全24の調で作られています。1839年1月に全曲が完成しました。

そのうちの第7曲イ長調はわずか16小節という短い作品ながら、可憐で美しいメロディーが親しまれています。日本で特に有名なのは「太田胃散」のテレビCMで使われているためです。この曲を聴くと誰でも太田胃散を連想せずにはいられないでしょう(笑)。曲に特定のイメージが染み付いてしまうことはあまりよろしくないですが・・

大変短く演奏も平易であることからショパン入門として引き合いに出されることが多い曲ですが、実は12小節目に大変な難所があります。右手に出てくる2分音符の五和音は10度音程があり、普通の人にはとても指が届きません。楽譜の指示には右手の親指でラ#とド#を同時に弾くようになっていますが、それでも手が小さい人には無理でしょう。ここは右手のラ#を左手の和音と一緒にアルペジオ風に弾くと弾きやすくなります。実際の演奏を聴いてもそのようにしている人が多いです。

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