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鉄道唱歌 【ピアノ伴奏譜】

作曲:多 梅稚

作詞:大和田 建樹

「汽笛一声新橋を はや我が汽車は離れたり~」で始まる明治時代に作られた唱歌です。作詞は「故郷の空」で知られる大山田建樹によるもので、全6集・全374番からなる超大作です。第1集「東海道編」だけでも66番まであります。もともとはそれぞれの沿線の風物や歴史を織り込んだ地理教育のための唱歌でしたが、大人の間でも人気となり広く歌われるようになりました。後にさまざまな亜種や替え歌も作られています。

それぞれの詞に多梅稚(おおのうめわか)と上真行による曲が2通り作られており、好きな方を歌ってもらえるようにとの配慮からでした。しかし現在よく知られているのは多梅稚の方です。曲は付点8分音符の跳ねるリズムが終始繰り返され、ヨナ抜きの五音階で作られているところから大変親しみやすいイメージがありました。また歌詞も7音5音のリズムが繰り返されて独特のリズム感を生み出しています。このメロディーは国鉄時代の特急・急行列車における車内放送のチャイムに使われており、ある種の郷愁を覚える人もいるでしょう。

楽譜はピアノ伴奏付きで、巻末に第1集・東海道編の歌詞を6番まで付けています。

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