ユーモレスク 【ピアノソロ譜】

ドヴォルザークが1894年の夏に作曲したユーモレスク集全8曲のうち、特に有名な第7曲がピアノ曲として広く親しまれています。クラシックに詳しくない人でもこのメロディーは必ず聴き覚えがあるでしょう。跳ねるリズムが特徴的で、非常に可愛らしい感じの曲です。個人的には短調に転調する中間部の哀愁を帯びたメロディーが好きです。まさにドヴォルザークの真骨頂でしょう。

原曲は変ト長調というフラットが6つも付く大変難しいキーなので、弾きやすいように半音上げてト長調にしています。また元は4分の2拍子ですが、楽譜が読みやすいように4分の4拍子に変更して音符の長さを倍にしています。元のピアノ譜は少々難しいところがあるので、初級者でも弾けるように簡単にアレンジし直しました。