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遺作集『17の歌曲』より『春』 【ピアノソロ譜】

原題:Andantino

作曲:フレデリック・ショパン

「ピアノの詩人」として知られるショパンが歌曲を書いていたことはあまり知られていませんが、1829~1842年にかけて「ポーランドの歌」として17の歌曲を残しています。そのうちの第2曲には『春』という副題が付けられており、短いながらも素朴で感傷的なメロディーに心を動かされます。春の喜びを高らかに歌うというよりは、どこか憂いを秘めており、二度と帰ることがなかった祖国への思いが込められているのかもしれません。これらの作品は生前世に出ることはなく、後に楽譜が発見されて1856年に遺作集として出版されています。

楽譜はショパン自身によるピアノ編曲版で、他にリストの編曲によるものも知られています。難易度は低いため、初級者でも容易に弾くことができ、ショパン入門としておすすめの曲です。

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