作曲・音楽理論

作曲・音楽理論

【第5回】コードの仕組み

いよいよ作曲や演奏をする上で中心的な役割を果たすコードについて見ていきましょう。今回はまずコードというものの概念とコードネームの仕組みについて解説します。
作曲・音楽理論

【第4回】調性について

理論書ではわかりやすいようにハ長調やイ短調で説明されることが多いのですが、実際の楽曲はそれだけとは限りません。ピアノが弾ける人には当たり前のことかもしれませんが、初心者の中には調が変わっただけで途端にわからなくなるケースも多いように思います...
作曲・音楽理論

【第3回】3種類のマイナースケール

第2回ではハ長調とハ短調を取り上げてメジャースケールとマイナースケールの違いについて説明しましたが、話がややこしくなるため触れなかったことが一つあります。実はマイナースケールは導音を持たないため不完全なスケールと考えられており、それを解決す...
作曲・音楽理論

【第2回】メジャースケールとマイナースケール

今回はスケールという考え方について解説します。スケールとは簡潔に言えば音の並び方であり、音楽を作る上ですべての土台となる重要な概念です。ここでは代表的なスケールとしてメジャースケールとマイナースケールを取り上げ、それぞれの違いについて理解し...
作曲・音楽理論

【第1回】音名と音程

今回は音楽理論を学ぶ上で最も基礎となる「音程」という考え方について解説します。少々耳慣れない言葉が出てきますが、これがわかってないと後々苦労することになりますので、正確に理解するようにして下さい。 普段鍵盤に馴染みのない人にはとっつきにく...
作曲・音楽理論

【第0回】はじめに

当サイトでは以前、ゼロからつくる作曲講座で音楽理論について一通り解説しましたが、どちらかと言えば作曲に重きを置くという方向性で進めてきました。 しかし音楽理論は別に作曲だけに限らず、アレンジや演奏をする際にも大いに役立つものです。もちろん...
作曲・音楽理論

【アナリーゼ】ショパン・プレリュード第7番イ長調

なかなか記事を継続的に書くネタがないのですが、良いことを思いつきました。クラシックの楽譜を題材にして、和声進行を探ってみようという試みです。こういうことを音楽用語ではアナリーゼ(解析)と呼びます。 普通、クラシックの楽譜にはコードネームは...
作曲・音楽理論

一歩進んだアレンジ

前の記事『最もシンプルなアレンジ(主要三和音)』ではI, IV, V7のいわゆる主要三和音だけを使ってコード付けをしてみました。確かにこれでも間違いではないのですが、聴いていてちょっと退屈というか幼稚な気がします。そこで『ゼロからつくる作曲...
作曲・音楽理論

最もシンプルなアレンジ(主要三和音)

前の記事『はじめに』でアイルランド民謡「ロンドンデリーの歌」のメロディーを示しましたので、これから具体的にコードを付けていくことを考えます。 といっても初めての方は何から手を付けていいのかわからないでしょうから、まずどういう方針でコードを...
作曲・音楽理論

はじめに

この講座では、メロディーを作ったはいいが、どうやってコードを付けて良いのかわからないという方を対象にアレンジの方法について丁寧に解説していきます。鼻歌を作るくらいなら誰でもできると思いますが、それにコードを付けて楽曲として完成させるとなると...
作曲・音楽理論

ダイアトニックコード早見表

任意のキーでダイアトニックコードを一覧表示する早見表です。トニック・ドミナント・サブドミナントの機能別に分類されています。
作曲・音楽理論

テンションを理解する

テンションとは何か? 音楽理論を少しかじったことがある人なら、「テンション」という言葉は必ず聞いたことがあると思います。音楽理論は専門用語が多く、もともと難解なものですが、このテンションが出てくるとどうも敬遠したくなってきます。僕は今まで...
ゼロからつくる作曲講座

終わりに

これまでコード進行の理論とメロディーの作り方について一通り解説してきたわけですが、これはまだほんの「さわり」に過ぎません。しかしここで紹介したことをすべて理解できればもう自由にコード進行を作ることができるようになっているはずです。あとそこか...
ゼロからつくる作曲講座

より進んだコード進行(その4)

終止形としてはV7→I型あるいはIV→I型があることをすでに説明しましたが、いつもこればかり使っているとあまりにも「型にはまった」感じがしてしまうのも否めません。そこでこのワンパターンから抜け出し、聴き手に意外な感じを与えることができるコー...
ゼロからつくる作曲講座

より進んだコード進行(その3)

この章ではトニックに彩りを添えるコードとして、いわゆるテンションのさわりを扱ってみます。これを覚えるだけでも簡単にエレガントな雰囲気になりますので知っておいて損はありません。またディミニッシュコードというちょっと特殊なコードの使い方について...